デザイン関連書籍を素人の私見に基づいてまとめてみる
書きたいネタが溢れている。
ついこの間、後輩にデザイン関連の入門書を聞かれたので、素人の興味と直感に基づいて読んだ有象無象を整理してみた。(未読了本含)
全然違う領域で働いているがデザインに興味がある方向けには、なにかの助けになれば。反対にデザイン関係の仕事をされている方には率直なご意見やオススメの本をぶつけて頂ければ嬉しいです。
■二次元のデザインスキル
二次元と言い切ってしまうのが乱暴な気もするが、資料作成や媒体制作に直接的に活きるのはこのあたりかなと思っている。
・なるほどデザイン
・けっきょく、よはく。
なるほどデザイン読んだのもだいぶ前だし、けっきょくよはくについては読んでないけどなんとなくここに当てはまる気がしている。ひどい整理の仕方だ。ちゃんと読んだらまた書きます。笑
余談ですが、自分の思考を二次元に落とす、という意味では
1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術
- 作者: 伊藤羊一
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2018/03/14
- メディア: 単行本
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これで思考を整理して、
これで二次元にまとめるのがオススメです。多分大学生か社会人1〜2年目向けの話ですが。
■そもそもデザインとは何か
後輩からのオーダーは主にこの領域。確かに世の中にはデザインという言葉が溢れすぎている。
・誰のためのデザイン?
誰のためのデザイン? 増補・改訂版 ―認知科学者のデザイン原論
- 作者: D. A.ノーマン,岡本明,安村通晃,伊賀聡一郎,野島久雄
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 2015/04/23
- メディア: 単行本
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入門書と言われているが個人的には結構重いと思う。笑
"デザインとは何か"を考える上で網羅性は高く、何度読んでも気付きがある、バイブルみたいな本。と言いつつ多分読みきれてない。読みます…。
・融けるデザイン
デジタルネイティブ世代のデザイン論、とでもいいましょうか。ちょっとカタカナが多くて言葉遣いが難しかったような印象がありますが、なるほどと思った記憶が。
物心ついたときにはPCが近くにあった?僕としては、なぜファイルをフォルダに入れるのか、とか疑問に思ったこともなかったですが、この本を読んで思わず唸りました。
■仕事としてのデザイン
デザインを仕事にする、ってどんな感じかわからなくないですか。厳密に区分すべきかどうかもよくわからないんですが、アートとも違い、クライアントの要望に応えたり、課題を解決することを目的にしているものがデザインだと思っています。課題解決のデザイン、僕も仕事にしたい。
・塑する思考
自分は何者でもない、と悩んだ時に読んだ記憶。周りからの力によって形が変わる"塑性"の塑の強さを教えてくれたような気がします。求められてこそ輝く存在がいてもいいじゃないか。
・デザインの仕事
デザインを仕事にしたいなと思い始めたときに読んだ一冊。デザイナーというのは本質を見抜くスキルに長けていて、頭が良くないと出来ないなと思いました。おこがましいですが自分に合ってる気もしつつ、憧れるスキルでもあります。デザイナーの方って絶対調査業界にいても仕事出来ると思う。
■その他デザイン、ビジネス寄りとか諸々
・新しい分かり方
表現と解釈の関係性を設計することをデザインと言うのであれば、これも立派なデザイン本。
削ぎ落としても伝わる実例を通じて、我々がどうやって物事を理解しているかを考える本。削ぎ落とし過ぎて立ち読みでも読みきれてしまいそうなのは秘密。
・謎床
僕の脳みそでは松岡正剛の編集を理解しきれなかったので、対談形式のこの本が救い。とはいえ引用されている例が多岐に広く深く、どういう人生を送ったらこうなるんや。
どこがデザインなんだ、と言われると困るものの、なんとなくこの二人の物事の捉え方がデザイン的だったから入れてみた。というか面白かったから勧めたかっただけの本。
・21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由
これだけ全然違った文脈で読んだ記憶。普通にビジネス書としてインプットしたが、面白かった記憶。右脳と左脳の話がどこまで事実かは知らないけど、ビジネスには論理と感覚どちらも重要だよなと改めて思わされた。なんでもそうか。
■ついでに好きな記事
感覚的には、誰のためのデザイン?と融けるデザインとこの記事の内容は近い気がする。
https://dely.design/n/n9a52c80847c3
この記事だいすき。このマイク、是非我が社にも導入したい。デザイン思考って、こういうことだと思うという事例。
会議中に質問する社員にはマイクを投げつければ一石二鳥!(デザインで解決する会議の課題) - SmartHR Tech Blog
未読了本多過ぎて我ながら情けなくなった。
そして、二度とスマホでこの文量は書かないと誓った。